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「こころの病」が10%を越えた社会


「こころ」の病が増えているらしい。
最近では国家公務員の病欠理由のトップになったとの報道もある。
実際僕たちの周りを見回してみてどうだろうか。
あまりそういった実感はないのではないか。
 
ところが。

実際ほとんどの企業の人事担当者やカウンセラーなどは
明らかに「うつ病」が増えていると証言する。
信じられないかも知れないが現場に出ている人の感覚は既に10人に1人は「うつ」状態なのだ。ただ表に出てこないだけでしかない。

実際「うつ病」とは医者が診断した段階での話なので、医者にかからないで
ただ苦しんでいる人達の数は膨大だ。
まだまだ「こころの病」は周りの理解を得にくく、ただサボっているように見えたり
精神的に弱いヤツという一言でかたづけてしまう。
これがより一層こころの病にかかった人がデータに出てこない理由でもある。

個人的な見立てを言えば、日本は「こころの病」が人口の10%を越えつつあると思う。
特にビジネスの現場に限って言えば間違いなく10%は越えているだろう。
これは大変なことなのだ。
 
成長カーブというものがある。
これは物事の時系列的な変化をグラフにしたものだ。
もの凄くざっくり言えば、あるモノの広がりが全体の10%を越えたらそれは一気に
90%まで広がる可能性が高いというものだ。
例えば100人の生徒がいる学校でインフルエンザの生徒が10人を越えたら90人の生徒が
インフルエンザにかかる可能性が一気に高まる。
自然界の法則(傾向)といっても良いかもしれない。
 
「こころの病」になっている人が社会の10%を越えようとしているのである。
この法則から考えると割合は一気に増える可能性がある。
これは予防しようとしても予防しきれない勢いだ。
 
こうなると会社はビジョンだ、働きがいだ、業績だ、なんて行っている場合ではなくなる。
リーダーはビジョンを示す前に部下のこころのケアをすることが仕事になる。
ポジティブに前向きにという姿勢は御法度になる(うつ病の人に頑張れ!とか前向きに!とかは絶対に言ってはいけないということを知っているリーダーは少ない)
これまでのマネジメントは一切通用しなくなるのだ。
 
 
楽観的に見てもあと2〜3年後、実際は既に到来しているであろうこのような未来に
私たちが出来ることは何なのか、考え準備しておく必要がある。
時は待ってくれない。
 


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コメント (4)

MICHELLE:

感覚や感性は部下に伝えるものでも伝わるものでもない。
だから知識と経験の投入をしてあげること。カウンセリングでケアをしてあげることだとつい先日も講義を受けたばかり。
富田社長!リーダーズケアの策定をお願いします(笑)

まっち棒:

 これぞまさに
悪い原因を直す

のではなく、

現状を受け入れて 自分には何が出来るのか?見つけ出す。

でしょうか。
業績の成果以上に人間関係の堆積の結果が出て来ているんでしょうか。

tomoe:

私が数年前までいた会社では、
ある時期から急速にわらわらざわざわと病む人たちが増加していきました。その会社は特にアメリカ的制度(評価基準やいろいろ…)をはやくとりいれる会社で、それも原因のひとつなのでしょうが。
そして、私が現在いる業界をみても10%程度なんてありえないような…
それでも、みなさんそれなりにがんばっていてすごいなと思ったり。私の実感としてはそんな感じです。

は:

「こころの病」といっている現状では、現実を見ているとはおもいません。うつ病は医学的にもみとめられているのに、なぜ、言い方をわざわざ日本はかえるのでしょうか?アメリカではそのまま「depression]です。日本に帰ってきたときに「こころの病」と社会で言われているのを聞いたときに、やっぱり外見、世間体をきにしている社会だと改めておもいました。うつ病はなにかを本当に理解するのが、一番必要ではないでしょうか?

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2008年04月10日 00:10に投稿されたエントリーのページです。

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