ふと思った。
ビジネスって日本語にすると何なんだろうと。
特に考えもせずにビジネス=経営みたいな感覚であったと思う。
しかしビジネスと経営は意味合いが全く違う。
ビジネスの語源はBUSY-NESSだそうで、忙しさという意味合いになる。
対して経営の語源は仏教用語で経を営む、すなわち教えを実践するという意味になる。
誤解を恐れずに言えばビジネスをみるための尺度は「対価」となる。
利益であったり、計画であったり、数値化できる事が多い。
そして忙しさの対価として得られるものが何かをはっきりさせていく。
欧米の書籍などで、「いかに若くして引退するのが素晴らしいか」というような
テーマがあるが、まさにビジネスから得られる対価をはっきりさせたものだ。
対して経営をみるための尺度は「しあわせ」となる。
教えを実践することに意味があるので、経営を通して何かを得るという
対価の発想は極めて小さいか、無いのである。
強いて言えば数値化できるものも含みながらも、いま自分は、社員は、お客様は、
世界は幸せかという極めて抽象的なものが対価になっていく。
自分がしたいのはビジネスか経営か。
それをしっかりと意識すること無しに、いままで歩いてきてしまったと思う。
コンサルティングの現場でも意識しないで、自分の価値観を押しつけていたと思う。
いまそれをはっきりとさせる時期にきたのかもしれない。
弊社のサイトを見ると「ビジネス」という言葉と「経営」と言う言葉が混在している。
自分がまったく言葉を大事にしていないことを感じ、恥ずかしくなる。
まだまだ遺伝子どころか血肉にも染みこんでいないレベルってことだ。
道程は「永い」。
きっと別れもるだろう。
そして、出会いもあるだろう。
その道を歩んでいく巡礼者の端くれとして一歩一歩進んでいきたい。

